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ナツミ・レオタード・ジョンソン2世

時代が違えば私って卑弥呼 #19

どうもこんにちは。お久しぶりです。

というのもレオみちゃん、先週は体調を崩してしまって、ブログどころではなかったのよ。

もう、本当にゴメリンコ。

周りに、「私って頭痛くなったことないんだよね。だから、風邪ひいたときに頭が痛い感覚がよく分からない。」って話をしていた矢先に風邪を引いてしまって、そして頭が痛くなるっていうね。

もう、自分で変なフラグを立てたことを呪ったわよ。

こんなに清々しいオチある?っていうくらい頭が痛かったわ。

でもね、ふと思ったんだけど、今までこれが頭痛だって知らなかっただけなんだと思っちゃったわ。

熱が出てる時ってだいたい意識が朦朧としてるから、これが頭痛だなんて今まで気づかなかっただけだと思うの。

もう、私ってホントおっちょこちょいよね。

男っておっちょこちょいな女のこと好きでしょ?

早く寄ってきなさいよね。

ここにおマヌケさんな女がいますよーって。

そんな感じで新年早々に風邪を引いたのだけれど、今日は自分のシックスセンスが機能しなくなった話をしようと思うわ。

自分にはシックスセンスがあると信じてこれまで生きてきたの。

恐らく私がHSPだからだと思うのだけれど、昔から勘が鋭かったし、周りの状況を瞬時に察する能力は人一倍高かった。

例えば、ふとした瞬間の表情でその人の気持ちを察することが出来たり、場の雰囲気が少しでもおかしかったらそれを感じることも出来た。

それは今でも変わらないのだけれど、これがまた体力・精神力を使うのよ。

無意識のうちに周りにアンテナを貼って、いつもと違う感じだとそのセンサーが敏感に反応しちゃうわけ。

だから感情の起伏が激しい人が近くにいるとその度に無意識にエネルギーを消費しちゃうのよ。

だから、こんな能力なんてなくなってしまえって何度も思ったわ。

誰だって他人の感情に左右されたくないわよね。

でも、もちろん悪いことばかりではないわ。

この能力に助けられたことだってたくさんあるのも確か。

こっちが先に気づくことができるんだもの、先手を取ることは容易かったわ。

怒りそうな人がいれば、先に宥めたり、この子これ以上はメンタルがもたなさそうだなって思ったら、先に手を打って助けることだってできるし、何より危機回避能力が高くなったのはこの能力のおかげよね。

それにある程度その人と話すとその人がどんな人かもわかるようになったわ。

もうメンタリストのDAIGOよ私。

そして、時代が違えば卑弥呼になれたわ。

そんな卑弥呼レオみが先日体験したことなんだけどね、

私の職場の同僚に20歳なりたての可愛い女の子が働いているの。

とりあえず名前はカオリとしとくわ。

四六時中不平不満を言ってる私の話を笑って流せる働き者のカオリ。

年下だとは思えないくらいしっかりしてる。

そんなカオリが先日、仕事終わりに私に相談があります、時間ありますか?って聞いてきた。

最近、職場の雰囲気が悪かったから、そのことについてかなと思った。

話を聞いてみたら、全然職場のことじゃなくて、まさかまさかの恋愛相談だった。

そして、そのお相手がまさかの同じ職場のおかっぱ小僧のカンキチだったのね。

何がビックリって、私の卑弥呼センサーが全く反応してなかったのよ。

この私のセンサーによ。

あんなに敏感にいつも機能するのに・・・。

確かに仲が良いとは思ってたわよ。

「カオリ、そんな仲良くしたらカンキチに好かれちゃうわよ?」とは思ってたわ。

でも、カオリとカンキチはないでしょうって、心のどこかで思っていたのもあって、その偏見が私の卑弥呼センサーを鈍らせてたみたい。

そんなに広くない職場なのに、裏で結構イチャイチャしてたみたい。

トイレで、イチャイチャしたり、みんなで仕事お疲れ様って言ってバイバイした後に、実はこっそり会って一緒に帰ったり。

これを聞いて卑弥呼もびっくらぽんなんだけど、さらにびっくりなのがまさかのカオリからアタックしたらしいの。

もー、なんで?Why?ってなったわ。

理解ができなさすぎて、人間って不思議ねって考えさせられたわ。

そして、さらにびっくらぽんなことなのが、カオリがカンキチに振られたことなのよね。

もうびっくりが続きすぎて一瞬人間不信になったわ、一瞬だけどね。

カンキチがカオリを振る?

そんなことあって良いの?

逆なら、まーそうよねってなるけど、その逆はダメよ。

私の卑弥呼常識がおかしくなってくるわ。

私が卑弥呼でなくなってしまう。

私を正常に保つためにもカンキチがカオリを振ってはダメなのよ。

カオリなにしたのよ。

カンキチに振られるほどの女って、実はカオリはやばいやつなのかもしれない。ってカオリを疑ったわ。

それで、落ち込んでたカオリ。

陰でたくさん泣いていたみたい。

全く気づかなかったわ。

人のそういった感情の変化に敏感なのがHSPの私の最大のステータスなのに、、、、。

全く気がつかなった。

いつも通り笑顔のカオリだったから、いつも通りに私は接してたわよ。

・・・卑弥呼失格ね。

この私の超能力を欺いたカオリに感無量しながら、カンキチに振られたカオリの相談をウケた私。

カンキチに惚れる意味が私には理解できなくて、頑張って励ましたいんだけど、どう励ましても、やめときな!って言葉しか出てこない。

優しいだけで好きになるものなの?

優しい人なんてたくさんいるわ、その度にカオリはその人に恋をするのかしら?

ただ、こんな時にどんな言葉をかけたらいいか分からない。

もちろんカオリの気持ちを私は尊重するわよ、好きなら頑張れって応援する。

でも、自分の本心とは裏腹なことを言ってると、やっぱり1人で心の中で突っ込んじゃうのよね、でもカンキチはやめとけって・・・・。

ただ、それは私だったら、だから。

だから、私はこう言ったわ、「頑張れ」と。

嘘も方便とはいうけど、まさにそれよね。

でも何が正しいのか分からない。自分のこの意見が果たしてカオリにとって最善とは限らないのも知ってる。

だから、結局はカオリが満足するまで突き進むしかないのよ。

だから、私が言えるのは、頑張れしかない。

たくさんカオリのことを考えて、たくさん解決策を頭で考えたんだけど、結局出た言葉は「頑張れ」よ。

本当、相談に乗るって大変だわ。

エネルギー使うわよね。

今回のことで、自分の超能力もまだまだだなと思わされた。

いかに自分が偏見の塊だったかということ。

そして人の好みって本当に人それぞれなんだということ。

そして自分の理解を超えた相談にのることがいかに難しいかということ。

HSPとして繊細に人の気持ちを感じ取ってしまう私なんだけど、こうして感じ取れないこともあるんだなと思うと、勝手に自分が相手のことを解釈しちゃってるだけなんだなと思った。

カオリがカンキチのことを好きになった理由なんて多分私には一生理解できないし、理解しようともしないんだけど、ただ言えるのは、自分の理解を超えた何かがそこにはあるということ。

自分もいつか今の自分の理解を超えた存在になる可能性はある。

そうなった時に、初めて私は理解の外側に行けるのだと思ったわ。

カオリのお陰で、自分は卑弥呼だと自惚れていたことに気が付かされたわ。

私もまだまだね。

ただ、今回の件で、本当の意味で「人は人、自分は自分」だと思ったわ。

HSPで感じ取りやすいからといって、そこに自分のエネルギーを使う必要もないし、エネルギーを使ったところで、今回のように気づけないことだってある。

それに気づいたところで、自分の理解の外側にあることだってある。

だから、私がこれからしなければいけないことっていうのは、自分が感じ取ったことが全てではないということを理解する必要があるということ。

そうなると、少しは楽になる気がするし、エネルギーを消費する必要もなくなるかもしれない。

こうして、私は強くなっていくんだ。

また一つ人生の経験値が増えたことを実感したレオみちゃんでした。

ただ、これからも卑弥呼であり続けたいと思う。

では、ごきげんよう。

レオみちゃん☆

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この記事を書いた人

趣味は、妄想と分析。日常の些細なことをきっかけに妄想と分析をしてしまう癖あり。好きな食べ物はチョコパイ。シュールなお笑いが大好き豆腐メンタルな美少女アイドル兼男の子(ゲイ)。いつか素敵な王子様が見つかることを夢見てる。
現在イギリスに在住。

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