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ナツミ・レオタード・ジョンソン2世

2人パパのお宅でクリスマスパーティ #17

今年もこの日が来ちゃったわね。

そう、クリスマス。

イギリスで過ごす2回目で、かつ最後のクリスマス。

去年に引き続き、今年も1人でクリスマスを過ごすことになっちゃったわ。

去年今年に限らずここ数年クリぼっち何だけどね・・・グスンピグスンピ。

下手したら数年どころの話じゃないかもしれない・・・。これは冗談抜きよ。

だから、クリスマスなんて私からしたらいつもの日常と変わらないの。

もう今となってはこの1人を楽しんでるわ。

けど、もちろん毎年夢見てるわよ?今年こそは好きな人と一緒に過ごすんだって、意気込みだけは凄いの、意気込みだけはね。

けど、結局一人ぼっちなのよ。

私と一緒に過ごしたいって言ってくれる殿方は未だ現れてないわ、これはみんな由々しき自体よ。

こんなプリティで完璧な美少女をほっとくなんてあってはならないことだと思わない?

緊急事態宣言発令よ。

岸田総理は何してるのかしら。

せっかくロンドンにいるんだからロマンチックなクリスマスを過ごしたっかたわ。

ただ、ロンドンのクリスマスはちょっと不便なのよね。

何でかっていうとね、全ての公共交通機関が止まってしまうの。

レオみ

もうほんとイヤーーーーーンだよ。

だから移動手段は車か自転車だけ、それかすごく高いんだけどタクシーという手段もあるわ。

だから、恋人とどこかに出かけることもできないのが現状なのよね。

もうグスンピグスンピなんだけど、そんな理由を並べたとしても現実は私の隣にダーリンは居ないから関係ないのだけどね

こうして現実を文字にしてると涙が出てきたわ。

頑張るのよ、レオみ。いつかきっと貴方には素敵な人が現れるはずだから。(居るわよね、未来の私?)

そんなクリぼっち歴を更新しまくってる私なんだけど、昨日のクリスマスイブにお友達からパーティに誘われて数億年ぶりに人の集まりというものに参加してきたわ。

社会不適合レオみがどんどん社会に溶け込もうとしてる。

成長してるわ(涙)

この調子だぞ、私☆

でね!さらにびっくりなのが、そのお友達がベビーシッターをしてて、その仕事先の家族のクリスマスパーティに誘われたんだけど、それがね、まさかまさかのゲイカップルのお家だったの。

運命とはまさにこのことだわよね?

運命以外の言葉が私には見つからないわ。

そしてまさかの子どもは三つ子よ(笑)

びっくらこきまろで友達に誘われた時は秒でOKしちゃったわよ。

すっごいすっごいこの日を楽しみにしてたわ私。こんなに心の底から楽しみなイベントって久しぶりだわ。

ほんとパイ乙よ。

まだまだ子供を持ってるゲイカップルなんてごく少数だから、出会える確率なんて本当に低い。

だから、この出会いに本当に感謝よ。

ありがとうナツミ。あんたはやっぱり何か持ってる女だわ。

当日は少しの緊張と楽しみでソワソワが止まらなかったわ。

ナツミと待ち合わせて、一緒にそのパパたちのお家に向かったんだけど、まさかのナツミが私以上にソワソワしてたわ。

6時集合で、ちょうど6時に着いたんだけど、まだパーティの準備ができてないかもしれないというナツミの予測から、手持ち無沙汰になって居場所がなくなったら大変だからって、その家の周辺をとりあえず一周したわ。

けど、海外では遅刻するのがマナーとかいうじゃない?

もしかしたらこのお宅もそっちサイドの人たちの可能性もあるかもしれないと思ったの。

だって、ナツミ曰く前回パーティをした時に、5時開始のはずが準備が間に合わずに結局8時くらいからになったらしいのよ。

前回は3時間も手持ち無沙汰になったらしくて、オドオドしちゃったみたいだから、今回はそれをナツミは避けたかったみたい。

私もそれは避けたいわね。3時間人の家でただただ座ってるってなかなかハードだもの。

社会不適合を発揮しまくって、2人して固まってしまう姿しか想像できないわ。

だからね、とりあえず30分以上家の周りをうろちょろしてみたわ(笑)

楽しみだったパーティのはずが、少しだけ戦場のように感じたわ。

違う緊張が私を襲ってきた。

でも分かるわ、ナツミにとっては仕事先だものね。

気を遣ってしまうのは分からなくはないわ。

だけど、私はそのお陰で緊張が増してしまったわ。ありがとうナツミ。笑

でもその緊張を楽しまないとね。

私がKemioの次に崇拝している渡辺直美様が言っておりましたわ、「緊張は楽しむためにある」って。

だからね、緊張しながらも楽しまないとって気持ちになることができたわ。

私はその30分の間にだいぶ成長できた。


そして、いざ2人パパのお宅へお伺いしたのだけど、案の定、パーティの準備はできてなかったわ。

さらにビックリなのは、その準備(主にご飯)を昨日から始めてたみたい。

私、少しだけ震えちゃったわよ。1日かけてパーティの準備をするなんて、本気度が違いすぎる・・・。

そして1日かけても間に合わないってどんだけ、どデカいパーティを開くつもりだったのよ?って思っちゃったわ。

レオみ

これが海外のパーティなのかしら?

それにしても、とっても素敵な家族だった。

これがゲイですよっていう感じのカップルで、見た目はクマで身体がおっきくていかついんだけど、話し方が優しくて気の使える良いオカマたちだった。

とりあえず王道ゲイカップルだったわね。

笑顔が眩しいパパたちで、しかも片方は日本語が話せるというね。


結論、本当に楽しかったわ。

こんな楽しいパーティ久しぶりって思えるぐらい楽しかった。

時間があっとういうまに過ぎちゃった。

子供たちは基本無表情だったけど、可愛くてマイナスイオン出まくりで、私のこの豊満ボディから母乳が出そうになるほど可愛かった。

そして、その素敵なご家庭を見ていて、ゲイカップルが家族を持つには金が必要なんだなと思った。

ホテルのような豪邸に住んでいて、子どもも3人いて、さらに犬も2匹居た。まさに超お金持ちって感じのご家族だった。

そうだよね三つ子を育てるんだもの、お金がないとその選択肢はできなわよね。

結局待ち時間が発生したから、その間に代理出産について調べてみたのよ。

そしたらね、代理出産でかかる費用って1000万円以上するみたい。

レオみ

ウヒョーーーーーん

って叫んじゃったよね。

赤ちゃん抱っこしてたから、2人で、ウッヒョーーーーんってしたよね。

レオみ

あんた良いところの家庭に生まれたわね

って思わず生後半年の赤ちゃんに言っちゃったわ。

情弱な自分を恨みたいわ、せいぜい数百万ぐらいだろって思ってた過去の自分に往復ビンタだわ。

豪華なお家に代理出産で三つ子を選択できる、お金にとっても余裕があるのは誰が見ても確かよね。

ここで生まれる問題は、やっぱり「お金と愛」問題よね。

この論争はずっと続いてて尚且つ難しくてセンシティブなトピックだわよね。

私の中でもこれまでたくさん議論されてきたわ。

私はもちろん愛を選びたいと思ってるのだけど、本当の愛を見つけるのってとても難しいのも事実よね。

好きな人ができてもその人と付き合えるか分からないし、愛だと思ってたそれが冷めてしまうことだってある訳だし、そうなると愛を求めることが正解とは違う気がするの。

だから、お金で選ぶって言うのもやっぱりありだと私は思うわ。

「9割のことはお金で解決できる」

ってどっかの誰かが言ってたけど、まさにそうだと思う。

お金があれば今の世の中、ある程度のことは解決できるし、それにお金と心の豊かさって比例してる思うから、お金で恋人を選ぶっていう方が現実的だと思う。

いつの時代もお金だわよ、これが資本主義の定めだわよね。

恨むなら、みんな資本主義を恨みましょう。

もちろん、家庭を持ちたくない、パートナー2人で仲良く生きていきたいって思うなら、お金で選ぶ必要はないかもしれない。

自分が生活できる分だけ稼いでそれで好きな人と人生をまっとうできるなら、それはそれで最高の人生だわ。

まー理想を言えば、両方欲しいわよね。

でも、そんな贅沢を言ってたらもう永遠にクリぼっちよ私。

夢見る夢子ちゃんで人生を終えてしまうわ。

一生妄想の中で生きていくしかなくなっちゃう、そんなのは絶対に嫌。

私がもし、お金でパートナーを選んでしまったらどうなるのかしら、私が私でなくなっちゃうのかしら。

それとも私らしさが爆走してしまうのかしら。

もし、あの家庭を夢見るなら、私はもうお金で選ぶしかないって気がするの。(もちろん自分で億万長者になればその問題も解決できるのだけれど、そんな簡単に金持ちになれるなら、もうなってるっつうのって話よね。)

ただこれだけは言えるわ、お金でパートナーを選ぶなんて他力本願の鑑よね。

いつかもし、私がセレブリティな生活をこのブログに載せ始めたら、あなたたち察してね。

こいつお金を取ったなと。

だけど、大事なのはそこに愛があるかどうかだと思うの。

最初は好きではなかったけど、付き合っていくうちに好きになる可能性だってある訳だし、もちろんお金がある人と愛のある家庭だって築く事だってできる。

反対に、愛を選んだとしてもそれがずっと続くとは限らない訳だし、そうなると愛とお金どっちもなくなってしまうわ。

そう考えるとお金で選ぶっていう選択肢も有りだなって思っちゃうのよね。

それにね、お金で選ぼうが愛で選ぼうがその家庭が幸せなら、どっちを選んでも正解なんだと思うの。

だから、結果論と言ってしまえば、それはそれで面白くないのだけど、結局は結果論なのよね。

だから、どっちを選んでも私が、あなたが、幸せになれそうだなと思える方を、誰になんと言われようが選べば良いのよ。

他人を幸せにするにはまずは自分が幸せにならないとね。

それが周りにも影響するし、もちろん子どもたちにも大きな影響をもたらすと私は思うわ。

ただね、ゲイの世界では家族を持つにはお金がたくさん必要だということ。

残念だけど、これが現状なの。

ゲイで生きていくのにはまだまだ大変な世の中だなと思い知らされた。

そんなことを考えさせられたパーティーだった。

お金もあって素敵なパパたち。そして可愛い子供たちに犬2匹。

私の憧れる生活がそこには確かにあった。

幸せのお裾分けを頂きました。

また、明日からレオみは頑張って生きていけそうよ。

レオみ☆

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この記事を書いた人

趣味は、妄想と分析。日常の些細なことをきっかけに妄想と分析をしてしまう癖あり。好きな食べ物はチョコパイ。シュールなお笑いが大好き豆腐メンタルな美少女アイドル兼男の子(ゲイ)。いつか素敵な王子様が見つかることを夢見てる。
現在イギリスに在住。

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