美少女アイドル、イギリスを去ります。
数年前に友人の勧めで【やりたいことリスト】なるものを書いたことがあった。
そのリストはもうどこに行ってしまったのか分からなくなってしまったけれど、、、単純なものから、そんなの本当にできるの?って疑っちゃうものまで、とりあえず殴り書きで書いた。
- 幸せになりたい。
- ゲイとして自分らしく生きたい。
- お金持ちになりたい。
- 世界一周がしたい。
- 海外で生活してみたい。
- 一人旅がしたい。
そんな色々なことを、どうせ夢のまま終わるんだろうな、そんな未来にはならないんだろうなって思いながらも、思いつくがままに書いた。
私って夢みる夢子じゃない?
空飛びたい、とかイケメン王子様に出会いたい、とか石油王になりたい、とか到底自分の力ではどうにもすることができないことも書いていた気がする。
その頃のピュアでピチピチなレオみちゃんに言いたい。
あんたは将来、海外で生活して、一人旅もできるようになって、めちゃめちゃゲイになってるわよ!
【2年前の私】には【今の私】は全く想像もつかなかった。
この2年間を振り返ってみると、本当に色々なことがあった。
絶賛コロナの時期にイギリスに足を踏み入れた私。
隔離先の場所で、孤独や不安と闘いながらイギリス生活が始まった。
持ってきたコンセントが違う型だったせいで充電ができない、いろんなところに電話で問い合わせをしないといけないのに何を言ってるの分からずブチギレられ一方的に電話を切られる、ウーバーで食料と水を確保しようとしたのだけれど、上手く受け取れずに何度もドライバーに逃げられてしまう、
何もかもが分からなくて誰かの助けを借りようにも、隔離のせいで誰にも聞くことができない・・・・・。
「このままじゃ、孤独死しちゃう。」って何度も思った。
あの隔離生活がこの2年間の中で一番最悪な時間だったと思う。
だけど、人間って窮地に立たされるほど行動できるものよね。
恥ずかしさや躊躇いを全て捨ててがむしゃらに行動をした。自分ができる全てのことをトライした。
何度も何度も失敗しながら、悩みながらも行動した。
だからこそ、2年間の充実した海外生活を送ることができたし、自分でもびっくりするぐらいキョチチ(巨乳)になることがきでた*(*成長できた)。
そして、目標にしていたカミングアウトをすることができて、自分の人生を自分のために生きて行くこと、そして自分らしく生きることの居心地の良さというものも知ることができた。
多くの良き友人に出会え、多くの経験をすることができ、ここでは書ききれないほど多くの思い出ができた。
だから、簡単に【充実した】でまとめたくはないのだけど、社会人になって何も変わらない毎日を送っていた頃、人生ってこんなにも退屈なんだ、なんでこうも変わり映えしなんだ、なぜストレートを装って社会に溶けこもうと頑張ってるんだろうか・・・、
毎日朝起きて仕事に行って、やりたくもない作業をして、満員電車に乗って家に帰って寝る。
そんなありきたりな毎日を送っていた頃に比べたら、確実に、確実に、【充実できた】と言えるとレオみちゃんは思う。
いつの日かのブログで、「大人になるとは」というブログを書いたのだけれど、今の私は少しだけ私が思う【大人】になれた気がする。
もちろん、まだまだ満足はしてない。まだ見ぬ自分を知りたいし、いろんな場所を訪れてみたい、いろんな人に会ってみたい、いろんなことを経験してみたい、、、、この巨乳の奥底にある欲がまだまだ溢れてくることにも気がついた。
さて、私はこれからどれだけキョチチになるのだろうか。
それを楽しみに人生を謳歌したいと思う。
キョチチになりすぎて、肩が凝るわ〜
っていつか言いたい。
レオみちゃん☆
コメント