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ナツミ・レオタード・ジョンソン2世

大人になりたいお年頃・・・#5

ふと電車に揺られながら、こんなことを考えていた。

「私は大人になれているのかしら。」

どうやったら大人といえるのか。
いつになったら大人になれるのか。
そもそも大人とは何なのか。

それを定義するのは難しい。

見た目はすでに大人になっているが、精神年齢で考えると、確実に私は大人ではないだろう。

大人は自分のことを美少女アイドルとは言わないと思う。

大人とは何なのか。
とりあえず、辞書で調べてみた。

辞書曰く、

「一人前に成人した人」

らしい。

一人前とは何を指すのか。
また新たな疑問が生まれてしまった。

私は思った。
大人の定義は人それぞれで解釈は変わってくるかもしれない。
見た目が大人なら大人だと考える人もいれば、精神年齢で決める人、年齢で決める人とさまざまだろう。

私の大人の定義は何なのか考えてみた。

考えてみた結果。
自立心がしっくり来る。
1人で何でもできるようになる。
それが大人の証だと思った。

では、ここでは、大人とは自立した人を指すとしよう。

私は、果たして大人と言えるのだろうか。

電車に揺られながら考えた。

結論、

まだ大人にはなれてないと思う。
自立はまだできてないからだ。
人に頼りまくってる。
ありとあらゆるところで頼りまくってる。
頼りまくってて「1人じゃ何もできないの?」って言われる始末だ。
最近では開き直って、1人では生きれませんって言い返してしまってる。
それくらい頼りまくってる。
たぶん、頼りにしてる人が私を見放してしまったとしたら、私は生きていけないだろう。
不安で押しつぶられて死んでしまう。
メンタルは確実にうさぎだ。

話が脱線してしまうが、私は少し不安症だと思う。
何をするにもまず、不安になる。
イギリスに来る決断をした時もそうだ。
勢いで来る手続きをしたが、いざ時が迫ると不安で仕方なった。
その不安を解消するために友達に励ましてもらった。
相手からしたら、自分で決めたことなんだから、勝手にしろよって思うだろう。
もちろん友達もそんな反応をした。
だから、とりあえず励ましてと凄く自己中なお願いをしてしまった。
ただ、自分のすることに肯定をしてほしかったのかもしれない。
大丈夫だよっていう言葉が欲しかっただけなのかもしれない。
普通に考えたら、その大丈夫だよには何の意味もないことだけれど、不安になった状態の私には、とても必要な言葉なのだ。ただただ肯定してほしいワガママな子ども。

こうなる原因を考えた。


自己肯定感が低いのかもしれない。
だけど、そこまで自己肯定感が低いとも思わない。
そこまで自分を卑下しないし、何なら何でもできると思ってるほうだ。
自己肯定感が低い人は自分のことを美少女アイドルと言って発信しないだろう。
だから、自己肯定感が低いとは違う理由だと思ってる。

そしてふと、あることが頭をよぎった。
それは幼少期の話だ。
この話をするととても長くなるから、割愛するが恐らくそれが関係してくるだろう。

人間の性格を形成するのは幼少期で決まるとよく耳にする。
幼少期でどのように育てられるかが、その後の人生を大きく左右するらしい。
それに関しては、何となく賛成できる。
幼少期にどんな人と関わるかで人間の性格は変わってくるだろう。
褒められて育った子供は必然的に自己肯定感は高くなるし、叱られてばっかで育てられた子供の自己肯定感は低くなってしまうだろう。
幼少期に独りぼっちなことが多かった私は、他の子供に比べて不安に感じることが多かったと思う。
例えば、小学生のころ、どうやって1人で生きていくかよく考えていた。
田舎に生まれてしまったせいもあって、都会に出ることが一番の近道なのだと考えてた。
見渡す限り自然しかない場所から、人と建物しかない場所に行くことを考えたら、楽しみよりも不安が勝ってしまって、吐き気を覚えたのも今でも覚えてる。
だけど、私はやるしかなかった。
自分の人生を豊かにするにはそれしかないと当時の私は思っていた。

小学生からそんなことを考えては、1人で不安と戦っていた。
そして、「こんなことで不安になるなんて私はなんて弱いんだ」ってよく自分を責めていた。
自分を責めては不安になり、だけどこの独りぼっちで何もできない現状を打破したくなって色々模索する。
そしてまた不安になっては自分を責める。
そういう負のスパイラルに陥っていた。

成長した今はどうだろうか。
もちろん、当時の私よりは不安に思うことも少なくなっただろう。
1人でロンドンに来て生活できてるんだから。

だけど、今でもあの負のスパイラルに陥ることはある。

特に新しい挑戦をするときはいつもそうだ。
不安で仕方ない。
誰かに肯定してもらわないと行動できないちっぽけな奴のままだだ。
もし不安に感じることリストを作ったらとんでもない量になるだろう。
簡単にいうとビビり。
なのに、新しいことに挑戦したくなる。
本当に困ったものだ。

動じないゲイになりたい。
動じないゲイになるにはどうしたらいいのか考えてみた。

「動じない=自信」
ではないだろうか、私はそう考える。
だから自信をつけることが大事なのかもしれない。
そして、自信をつけるには経験を積むことが大事だと思う。
田舎暮らしの不安だらけの少年がイギリスで1人で生活できるまでに至れたのは、色々な経験をしてきたからだと思う。
できないことやったことないことが経験をしてできるようになる。
その経験が自然と自信につながってるのだと思う。
だから、経験しないといけないのだ。

自立したいなら自立できるだけの自信をつけること。
自信をつけたいのなら、自信がつくことを経験すること。

話は長くなってしまったが、私にとって大人になるには、色々なことを経験することなんだと考えた。
ただ、いきなり大人になるのは不可能だろう。
だから、少しずつ少しずつ私にできる範囲で大人になって行こうと思った。

まずはじめに何をしようか。

1人での挑戦。

試行錯誤し、私は決めた。

よし、1人旅をしよう。

思い立ったが吉日。
その場で、飛行機のチケットとホテルを予約した。

行き先は、スペイン、バルセロナ🇪🇸

人生初の1人旅。

正直不安だらけ。
だけど、これを乗り越えた時、少しは大人になれてるはずだ。

1人で旅行ができた。
その経験が確実に私を一歩大人に近づけてくれるはず。

自分の中にある、数ある不安リストの1つが消えると嬉しいな。

そして、自分への自信に繋がればいいな。

やればできる!
そう自分に言い聞かせた。

レオみ、頑張ってきます。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
たまには真面目な記事を書いてみました。

これを読んでくれてる方も、自信をつけるために何か新しい挑戦(経験)をしてみてはいかがでしょうか?

では、ごきげんよう。

レオみ☆

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この記事を書いた人

趣味は、妄想と分析。日常の些細なことをきっかけに妄想と分析をしてしまう癖あり。好きな食べ物はチョコパイ。シュールなお笑いが大好き豆腐メンタルな美少女アイドル兼男の子(ゲイ)。いつか素敵な王子様が見つかることを夢見てる。
現在イギリスに在住。

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